バツイチアラフォーの婚活日記

39歳にしてバツイチとなり、40歳までに再婚を目標としている、超草食中年の悪戦奮闘記です。

短期連載(完全なる自己満足)その2

地下の兵士たち(2)

②地下移動列車の門番たち

地下移動列車の門番たちは、正に守備のプロフェッショナルである。

まずは、列車の到着に備えての「待機の陣形」の際、常に先頭に立っている場合が多い。

そして、定期的に周りをチラ見し警戒している。

列車が到着。

列車が到着すると、できる限り出入口前に体を密着させ、戦闘体勢に入る。

そして、列車から最後の一人が出る前に、ささっと忍者の如く機敏に侵入する。

その後、しれっと出入口前に陣取り、完全なる「門番」と化す。

出入口前に備え付けられている「鉄の棒」をしっかりと握り、「リュック部隊」(前記①リュック部隊参照)と同様、前傾もしくは直立状態となり、正に鉄のように堅固な姿勢を保つ。

この門番たちは、比較的に若い兵士が多い。そして、男女比もバランスがよく、男女いずれも、何となく近寄りがたい雰囲気を醸し出している。

また、その者たちは手提げバッグを「あえて」肩にかけており、「リュック部隊」同様、できる限り他の兵士の侵入もしくは出動の妨害を企てる。

そのような鉄壁を固持する門番たちも、「エコバッグ部隊」(後述予定)のマダム層による全体重をかけての「押し出し攻撃」には敵わない。

そして、近くの席が空くや否や、あっさりと門番という職務を放棄し、機敏な動きで席に座る。

次回は、③騒音(おばさんを除く)兵器部隊
を紹介する予定です。