バツイチアラフォーの婚活日記

39歳にしてバツイチとなり、40歳までに再婚を目標としている、超草食中年の悪戦奮闘記です。

青春って…

何故「ちはやふる」にハマるのかなあ、と考えると、どうしても自分の学生時代とシンクロしてしまうからなのだと思います。

僕は、高校3年間を「弓道」に注ぎました。

弓道部に入った動機は、入学時に知り合った同級生に誘われたことと、運動オンチだけどいわゆる「体育会系」に入りたかったので、

弓道だったら、体力や筋力がなくても大丈夫だろう(^-^)/

と思ったからです。

いざ、実際にやってみたらこれがまた、とても難しく、体全身が疲労するし、集中力を常に維持すること、己との闘いなどなど、心身ともにヤられるれっきとした「スポーツ」でした。

僕は、決してイケメンではないし、頭も運動神経も良くないので、グループ分けをするなら、「イケてないグループ」に所属していました。

また、新入部員は男子が僕を含め7人しかいませんでした。(ちなみに、僕を誘ったヤツは、途中から幽霊部員になりましたが…)

その一方、女子は約20人ぐらいいて、とても華やかな環境だったので、最初はウキウキしました。

男子7人の中には、

①バリバリのイケメンでスポーツ万能、やんちゃで学年一人気のあるA君

②とても頭がとても良く、スポーツもでき、顔もイケてる秀才B君

がいて、もしクラスが一緒だったとしたら、決して同じグループには属さないだろう(属すことができない)人達と部活動を始めました。

最初は皆、興味半分で始め、あまり真剣には取り組んでいなかったと思います。

やんちゃなA君はバイトに精を出したり、学校をサボっては、パチンコや雀荘に行ってました。

女子も同様で、興味が無くなってきたら、徐々に退部したり、幽霊部員になる人も出始めました。

ただ、そんな僕たちも試合に出始めてからは、意識が変わり始めました。

試合で良い結果が出せない悔しさ、逆に結果が出た時の喜び、上級生が引退した後の責任感。

弓道は、「ちはやふる」の競技かるたと同様に「団体戦」があり、その応援も白熱します。

個人個人が的に当てれば良い。あくまで「団体戦」も個人次第、と思いがちですが、決してそうではなく、並び順によって全然流れが変わったり、試合中に「介添人」として随時アドバイスをくれたりする仲間がいるので、本当に「チームプレー」が重要となります。

そんなこんなで、いつのまにやら僕たちは弓道にのめり込み、朝から晩まで、授業以外はひたすら弓を引いていました。土日も時間の許す限り、弓道場に足を運んでいました。

そうするうちに、やんちゃなA君も弓道にのめり込み、毎日一緒に弓を引くうちに、部活以外の行動も一緒にするようになりました。

女子の方も、弓道にのめり込む人達が出てきて、7人ぐらいが真剣に取り組み始め、ひたすら皆で弓を引いていました。

そうして、高校3年の春、晴れて男女ともに市の大会を優勝しました。(北海道大会は、即座に負けましたが…)

実際、僕はあまり上達せず、レギュラーの座ではなく、補欠ばかりでした。

はっきり言って、このチームには僕の力は必要ない。と思っていました。

でも、当時の顧問の先生や、他のメンバーは

「お前は必要だから、北海道大会に連れて行く」

と言いました。その真意は今となっても決してわかりません。実際に、その大会でも試合には出られませんでしたが、皆と一緒に行けて本当に良かったです。

そういう思い出がどんどんあふれ出て来るのは、まさしく「ちはやふる」の登場人物が、僕を含め、当時の仲間とシンクロするからです。

はっきり言って、自分の活躍で優勝したとか言う結果は残せませんでしたが、少しでも皆と「青春」を味わえたことが、とても良い思い出です。

さて、また明日TSUTAYAで「ちはやふる」の13巻からを借りてこようかな(^-^)/